勝利の女神が最後に微笑むのはどのチームだ!? 「マイナビジャパンツアー ファイナル グランフロント大阪大会」展望。

勝利の女神が最後に微笑むのはどのチームだ!?
「マイナビジャパンツアー ファイナル グランフロント大阪大会」展望。

ついに「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2019」は10月12日(土)、13日(日)、グランドフィナーレを迎える。5月から始まった第1戦から9月末の第7戦を終え、上位男女6チームと日本ランキング上位2チームが集結。ついにここ「ファイナル グランフロント大阪大会」で2019シーズンの王者が決定する。

2019シーズンから株式会社マイナビが冠協賛となり、上半期、下半期においてチームで獲得したマイナビポイント合計の男女上位2チームに「マイナビワールドチャレンジ賞」を贈呈。この賞は世界にチャレンジする選手たちをサポートするため、国際大会への遠征費等を支援することを目的としている。


今季、躍進した若手の1人・柴田

下半期のマイナビワールドチャレンジ賞の行方も今大会の大きな見どころとなるはずだったが、男子の第2戦立川大会から4勝を収めた石島雄介(トヨタ自動車)/白鳥勝浩(トヨタ自動車)組、女子の坂口佳穗(KBSC/マイナビ)/村上礼華(ダイキアクシス)組、坂本実優(フリー)/沢目繭(新興和製薬/湘南ベルマーレ)組は、3位以下のチームが優勝したとしても上位2チーム入りは不可能なため、すでに受賞は確定。


第7戦でツアー初優勝を果たした髙橋/長谷川組

残るは、男子の2枠目。上半期で受賞した西村晃一(東京ヴェルディWINDS)/柴田大助(東京ヴェルディWINDS)組と、第7戦で優勝し一気に浮上した髙橋巧(ANAセールス)/長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)組がマイナビワールドチャレンジ賞を争うカタチとなる。

ファイナル大会男子の優勝争いは、2019シーズン圧倒的な強さを誇ってきた石島/白鳥組が本命。しかし、前回大会の決勝戦で初の黒星を喫しており、今大会は王座奪還となるか注目である。その石島/白鳥組に唯一土をつけた髙橋/長谷川組は、2016年大会で優勝経験がある。とくに髙橋は2015年から個人4連覇を果たしており、大阪と相性がいい。個人5連覇の行方も見逃せない。

女子は、トップチームがシーズン前半戦、ワールドツアーに出場していたため、上半期にマイナビポイントを稼いだ新世代が躍進。今大会は初出場のフレッシュな顔ぶれが多くそろった。


マイナビワールドチャレンジ賞を受賞した坂口/村上組

その筆頭が、上半期に続いて下半期においてもマイナビワールドチャレンジ賞を受賞した坂口/村上組、坂本/沢目組。若さ溢れるチームが、安定した強さを誇る石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(オーイング)組、シーズン終盤において強さを見せつけた長谷川暁子(NTTコムウェア)/二見梓(東レエンジニアリング)組ら2強にどこまで食らいつけるか。

現在、石井/村上組は2016年大会から3連覇中。世界ランキング日本トップランカーの力を今大会も見せつけるのか、キャリア組と若手組の対決に注目したい。グランフロント大阪大会のうめきた広場で、最後に笑うのはどのチームか!? 


ファイナル大会4連覇となるか、石井/村上組

大会概要