前半戦のマイナビワールドチャレンジ賞の行方。「マイナビジャパンツアー第4戦東京大会」展望。

前半戦のマイナビワールドチャレンジ賞の行方。
「マイナビジャパンツアー第4戦東京大会」展望。

5月18日、19日に開幕した「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2019」も、いよいよ7月20日(土)、21日(日)、前半戦の最終戦となる「マイナビジャパンツアー第4戦東京大会」を迎える。

第4戦の舞台は、再び東京へ。会場は、2020年東京オリンピック・ビーチバレーボール会場となる東京都品川区にある潮風公園。翌週24日(水)からオリンピックのプレ大会となる「FIVBビーチバレーボールワールドツアー4star大会」の開催も控えており、今回のマイナビジャパンツアーでも仮設スタンド2000席を常備した会場をそっくりそのまま、使用する。


東京オリンピックの会場でもある潮風公園

今大会の注目は、2019年から導入された前半戦の「マイナビワールドチャレンジ賞」の行方だ。「マイナビワールドチャレンジ賞」は、前半戦4大会のマイナビポイントの上位2チームに授与され、各チームはマイナビから国際大会の支援を受けられるというもの。


男子トップチームの戦いは大きな見どころ。写真は第3戦沖縄大会決勝戦

男子は、第2戦、第3戦で2連勝をおさめている石島雄介(トヨタ自動車)/白鳥勝浩(トヨタ自動車)組が現時点で3200ポイントを獲得し、他チームを引き離しトップに躍り出た。2位は、これまで3大会出場し、前回大会準優勝だった西村晃一(東京ヴェルディWINDS)/ 柴田大助(東京ヴェルディWINDS)組は2134ポイントを獲得している。
さらに続くのが、第1戦、第2戦で3位だった土屋宝士(フリー)/村上斉(ADI.G)組。現在1600ポイント獲得中で、一発逆転で2位以内に食い込みたいところ。

女子は、第1戦優勝の石井美樹(湘南ベルマーレ/荒井商事)/村上めぐみ(オーイング)組は第2戦以降、海外遠征を優先している。第2戦以降は、若手の台頭、坂本実優(フリー)/沢目繭(新興和製薬)組、第3戦は坂口佳穂(マイナビ/KBSC)/村上礼華(ダイキアクシス)組がそれぞれ優勝。女王がそれぞれ入れ替わっている状態だが、開幕戦から出場し続けている坂本/沢目組がすでに3200ポイントを獲得し1位をキープしている。


2位に食い込みたい森岡/辻村組

坂本/沢目組からその座を奪おうとしているのが、第2戦、第3戦でそれぞれ準優勝を飾った南谷綾華(BMKG)/山田寿子(フリー)組、森岡麻衣(ANA)/辻村りこ(ANAエアポートサービス)組。現在両チームともに2134ポイントと並んでおり、坂本/沢目組の結果次第ではトップに躍り出る可能性も秘めている。

見逃せない「マイナビワールドチャレンジ賞」は、東京大会表彰式にて発表され、授与される。

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