いよいよ今季最後のチャンピオンを決める決勝進出チームが決定  マイナビジャパンツアーファイナル グランフロント大阪大会 1日目

いよいよ今季最後のチャンピオンを決める決勝進出チームが決定
マイナビジャパンツアーファイナル グランフロント大阪大会 1日目

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022(以下マイナビジャパンツアー)のファイナル グランフロント大阪大会が、10月15日(土)にグランフロント大阪(大阪府大阪市)で開幕。初日は1回戦、準決勝の男女各4試合が行われた。

このファイナル大会はマイナビポイント、JVAオフィシャルポイントを基に選出された男女各6チームによるトーナメントで優勝が争われる。初日を終了し、決定した決勝のカードは、男子が石島雄介(トヨタ自動車)/黒川寛輝ディラン(しながわシティビーチバレーボールクラブ)組 対 長谷川徳海/倉坂正人(ともにフリー)組、女子は橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組 対 松本恋/松本穏(ともにフリー)組となった。

男子決勝進出チームを決めた準決勝の一戦、長谷川徳海/倉坂正人(ともにフリー)組 対 庄司憲右(ハウスコム)/池田隼平(カブト)組のカードはフルセットの熱戦となった。第1セットはお互いに強打、ブロックなどで攻め合う互角の展開から、終盤に庄司の強打でリードした庄司/池田組が先取。しかし、同じく一進一退の攻防となった続く第2セットは、ジュースが続いたところで長谷川の連続得点が決まり、長谷川/倉坂組が取り返す。そして、勝負のかかった第3セットは、倉坂のコントロールされたスパイクや長谷川のサーブで攻めてリードを奪った長谷川/倉坂組が、最後は倉坂の3連続ブロックポイントで逆転勝利を決めた。

接戦となった試合で倉坂のブロックが光った

試合後、2人そろって「できすぎです」と話した長谷川/倉坂組。倉坂は「多くの観客が入ったファイナルの会場で、テンションも上がるだけでなく、いい緊張感の中で、いつも以上のプレーができた」と会心のゲームを振り返った。また、長谷川は「試合ごとに挑戦して成長することがテーマ。明日も同じように新しい技術に挑戦して、成長できる試合にしたい」と決勝に向けた心構えを語った。

一方、女子準決勝で注目されたのは、橋本/村上組   対 坂本実優(キュービック・スポット)/沢目繭(ミライラボバイオサイエンス)組の熱戦。橋本/村上組がブロック、サーブといった各自の持ち味を発揮して第1セットを先取すると、第2セットは坂本/沢目が中盤のリードを守って取り返す展開。勝負の第3セットに入ると、坂本の粘り強いレシーブや沢目の緩急の効いた攻撃で先行するが、終盤で猛追した橋本/村上組が逆転で勝利を奪った。

終盤の猛追で逆転して決勝進出した橋本/村上組

「終盤リードされた場面では心臓がドキドキしたが、落ち着いて諦めずにプレーすることを心がけた」と語った村上は、最終セットで同点に追いついた場面で、自身の2連続サービスエースで決勝進出を決めた。また、終盤、要所でのブロックが光った橋本は「日本にはいいチームがたくさんいる中で、最後まで勝ち残ることができれば自信になる。そこを目指してひとつひとつクリアしていきたい」と決勝への意気込みを語った。

明日16日(日)の大会最終日は、3位決定戦、決勝を実施。5月に始まったマイナビジャパンツアーもいよいよフィナーレを迎えることになる。関西地方のファンの方々は、会場を訪れてその瞬間を目撃するチャンスとなる。

多くの観客が観戦に訪れたグランフロント大阪

 

[観戦]

有観客にて実施予定

*会場へお越しの際は公共交通機関をご利用いただき、会場周辺の混雑緩和にご協力ください

*有料観戦エリアと無料観戦エリアを設置予定

 

[ライブ配信]

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(JVA Beach Volleyball公式)