マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022第1戦立川立飛大会 男女ベスト4が決定 

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022第1戦立川立飛大会 男女ベスト4が決定 

国内最高峰ツアーの開幕戦となる「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022第1戦立川立飛大会」の大会2日目が5月4日(水・祝)にTACHIHI BEACH(東京都立川市)で開催された。

朝9時からスタートした男女プール戦を経て、午後からは各プールの上位2チームがトーナメント準々決勝に進出し、ベスト4を懸けて戦った。

 

女子でベスト4進出を決めたのは、長谷川暁子(NTTコムウェア)/坂口由里香(大樹グループ)組、橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組、松本恋/松本穏(ともにフリー)組、山田紗也香(トヨタ自動車)/樫原美陽(一つ山ホールディングス)組だ。

 

エントリー変更があり、大会直前にペアを組むことになった山田/樫原組は、準々決勝で村上めぐみ/藤井桜子(ともに立飛ホールディングス)組をフルセットの末に破り、準決勝に進出した。

今大会がツアー初出場となった樫原は「初日は会場のムードに飲まれて思うようなプレーができなかったが、試合をしていくことに自分らしく、楽しんでプレーすることができた」と話した。また、初めてペアを組んだことについて山田は「メンタル面で支えてくれたり、自分がミスしたボールをカバーしてくれる」と樫原を称え、「ツアー準決勝を戦うのは昨年以来。自分の方がツアーの経験が豊富なので、トップ選手との戦い方をしっかり伝えて、支え合っていきたい」とコメントした。

 

大会直前にペアを組みベスト4進出を決めた山田/樫原組

 

一方、男子準々決勝では4試合中3試合がフルセットにもつれ込む熱戦となった。第1シードの石島雄介(トヨタ自動車)/黒川寛輝ディラン(しながわシティビーチバレーボールクラブ)組と黒川魁/福嶋晃介(ともにNTTコムウェア)組の試合は“黒川兄弟対決”となったが、石島/黒川(寛)組がフルセットを制し、準決勝進出を決めた。また、昨年行われた第3回沖縄大会で3位入賞を果たした、若手の平良伸晃(ゲストハウスLapsi)/上田翔貴(駒澤大学)組がツアー常連チームを相手にどこまで勝負できるか注目を集めたが、庄司憲右(ハウスコム)/池田隼平(カブト)組に敗れ、準決勝進出はかなわなかった。そのほか、ベテランペアで安定感のあるバレーを展開する長谷川徳海/倉坂正人(ともにフリー)組、攻守ともにバランスの取れた永井雄太/上場雄也(ともに松戸レガロ)組が準決勝に勝ち上がった。

 

準々決勝をストレートで勝利した庄司/池田組

 

明日5日(木・祝)は、準決勝、3位決定戦、決勝戦が行われ、第1戦立川立飛大会の優勝チームと第19回杭州(中国)アジア競技大会日本代表内定チームが決定する。