マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021 第6戦 松山大会が開幕!

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021 第6戦 松山大会が開幕!

 「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021」第6戦 松山大会の第1日目が、10月2日(土)に愛媛県松山市にある風早長浜海岸にて開催された。今大会は男女各8チームが出場し、シングルエリミネーション方式での大会形式となった。2018、2019年大会では松山城にある城山公園の特設コートで開催したが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場を風早長浜海岸に移し無観客で行われた。

 

女子はフルセットの激戦を制した村上礼華が地元で勝利

 

 女子注目のカードは、地元松山東雲女子大出身の村上礼華(ダイキアクシス)が橋本涼加(トヨタ自動車)とのコンビで挑んだ、溝江明香(トヨタ自動車)/藤井桜子(立飛ホールディングス)組との対戦。3セット目の20点台まで競り合う激戦となったが、橋本/村上組が2-1(21-16, 18-21, 26-24)で勝利。

 

フルセットの末、準決勝に進出した橋本/村上組

 初戦を嬉しい白星で飾った村上は、「地元の松山で試合ができることが楽しみだった。試合が始まったときはすごく緊張してしまったが、勝つことができてほんとうによかった」と安堵の表情。明日に向けて、「地元で優勝したいという気持ちがすごくある。気持ちを切り替えて、全力で楽しんでいきたい」と意気込みを述べた。

 

地元で白星を挙げた村上礼華

 女子ベスト4に進出したのは、橋本/村上組のほか、長谷川暁子(NTTコムウェア)/坂口由里香(大樹グループ)組、山田紗也香(産業能率大)/西堀健実(トヨタ自動車)組、石坪聖野(アットホーム)/柴麻美(帝国データバンク)組の3組。

 

 

男子は愛媛県競技力向上対策本部所属の長谷川、庄司が準決勝進出

 

 男子でも、愛媛県競技力向上対策本部に所属する注目の2選手、長谷川徳海と庄司憲右がともに1回戦に勝利し準決勝に進出を決めた。

 試合後、長谷川は「地元でのプレーは、“ホーム”という感じで気持ちよくプレーできている。前回大会は決勝で負けているので、今回は決勝で勝利して皆さんに喜んでもらえるようにしたい」と語った。

 

ストレートで勝利を収めた長谷川/土屋組

 一方、庄司は「無観客は残念だが、愛媛の方から応援の連絡をもらっている。自分を応援してくれている人たちへの恩返しができるよう1試合でも多く勝っていきたい」と話した。

 

パワーのあるプレーをみせた庄司

 男子ベスト4に進出したのは、石島雄介/白鳥勝浩(ともにトヨタ自動車)組、長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)/土屋宝士(恵比寿丸)組、庄司憲右(愛媛県競技力向上対策本部)/倉坂正人(三菱オートリース)組、清水啓輔(N&N corporation /中部土木)/村上斉(ADI.G)組の4組。