溝江/西堀組、ペア再結成。2020年前期JOC強化指定選手、発表。

溝江/西堀組、ペア再結成。
2020年前期JOC強化指定選手、発表。

日本バレーボール協会は、2020年前期(2020年1月1日66月30日)におけるビーチバレーボールJOC強化指定選手、選考方法について発表した。

選出基準は、2019年12月1日時点でFIVB開催国枠ランキング(開催国代表用の個人ポイント採用)を基に2人の和の合計の上位4チーム(8名)の選手。5月24日以降は、開催国枠代表決定戦でオリンピック出場を決めたチームを1stチームとして強化に特化し、コンチネンタルカップ第3フェーズに出場する2チームも強化指定選手として強化を図る(強化指定選手の任期は東京オリンピックの出場権利がなくなった時点で終了とする)。

また強化指定選手の中でも、東京オリンピックに向けてターゲットを絞り強化を特化する「強化特化チーム」も選出された。男子はFIVB開催国枠ランキング上位2チーム(2人の和の合計)、女子は2019年度の強化の目標順位を達成した石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(オーイング)組を強化特化チームとして位置づけ、より強化を図っていく。

この強化選手の発表において、女子の溝江明香(トヨタ自動車)/西堀健実(トヨタ自動車)組、草野歩(パソナ)/橋本涼加(トヨタ自動車)組が新たにペアを組むことがわかった。

溝江/西堀組は2013年から2016年まで4シーズンほどペアを組み、リオデジャネイロオリンピック出場を目指していた。2014年ワールドツアーマンガウングオープンで銀メダル、2015年ワールドツアー横浜グランドスラムで9位タイなど当時トップランカーとして君臨していたペア。2016年コンチネンタルカップ出場の経験もある。実績のある選手同士、オリンピックを前にして再結成し、東京オリンピック出場を目指す。

■JOC男子強化指定選手
1.高橋巧(1844)/長谷川徳海(1613) 合計:3457ポイント
2.石島雄介(1657)/白鳥勝浩(1469) 合計:3126ポイント
3.越川優(1189)/池田隼平(1184)  合計:2373ポイント
4.土屋宝士(1150)/村上斉(1092)  合計:2242ポイント

■JOC女子強化指定選手
1.石井美樹(4191)/村上めぐみ(3953)合計:8144ポイント
2.長谷川尭子(2594)/二見梓(2594) 合計:5188ポイント
3.溝江明香(2701)/西堀健実(2476) 合計:5177ポイント
4.草野歩(2476)/橋本涼加(2457)  合計:4933ポイント

■男子強化特化チーム(FIVB開催国枠ランキング上位2チーム)
高橋巧(1844ポイント)/長谷川徳海(1613ポイント) 合計:3457ポイント
石島雄介(1657ポイント)/白鳥勝浩(1469ポイント) 合計:3126ポイント

■女子強化特化チーム(2019年目標順位クリアチーム)
石井美樹(4191ポイント)/村上めぐみ(3953ポイント)合計:8144ポイント

■国際大会派遣方法
◆AVCアジアツアー(2チーム):JOC強化指定選手のFIVB開催国枠ランキングの和が高い2チームを優先的に出場させその他のチームに関しては強化委員会で検討し方法を決定する(出場チームの決定は各大会のAVCエントリー期日の7日前のポイントで決定する)。
◆FIVBワールドツアー:FIVBの規定通り
◆コンチネンタルカップ:強化委員会で協議して決定する