競技力強化に向けた地域連携。ビーチバレーボールNTCの取り組み。

競技力強化に向けた地域連携。
ビーチバレーボールNTCの取り組み。

ビーチバレーボールの競技別拠点となっているナショナルトレーニングセンター(NTC)の地域連携プロジェクトの取り組みが11月27日(水)、神奈川県川崎市の川崎マリエンで行われた。

今回の取り組みは、競技別強化拠点である川崎市と地域連携を行っている企業や学校との競技力強化に向けたもの。同日に開催された強化選手やスタッフ60名ほどが参加した「2019年度ビーチバレーボール研修会」では、専修大学スポーツ研究所が日々の心理面のコンディションチェック方法やチームビルディングに関する講義を行った。


専修大学スポーツ研究所の講義を聞く選手、スタッフたち

研修会終了後には、川崎市高津区でイノベーション&アプリケーションセンターを開設しているデュポン・スペシャリティ・プロダクツ株式会社(デュポン社)による取り組みについての説明会が行われた。

食品や飲料、健康補助食品の取り扱っているデュポン社は、長年培ってきた食品製剤技術と臨床研究により効果的な体づくりと飲みやすさを追求。海外遠征の多いビーチバレーボール選手が食事の選択肢が少ない中でもしっかり栄養を補えるように、希望する選手にプロテインを提供することを発表した。

このプロテインは、世界へ羽ばたくビーチバレーボール選手を応援するために作られたオリジナルプロテイン。効果的な筋肉の合成を促すプロテインがブレンドされた2種類のサプリメントを開発したという(非売品)。

配布に向けてデュポン社は、希望者を対象にデュポンニュートリション&バイオサイエンス リージョナルプロダクトマネージャー管理栄養士の加藤和子氏が説明会を実施。今後、希望する選手へ提供を行っていく。


専修大学スポーツ研究所の平田講師による講義