石井/村上組、4-starでベスト8入り果たす。「FIVBビーチバレーボールワールドツアー 4-starチェトゥマル大会」。

石井/村上組、4-starでベスト8入り果たす。
「FIVBビーチバレーボールワールドツアー 4-starチェトゥマル大会」。

2019シーズン最終戦となる「FIVBビーチバレーボールワールドツアー 4-starチェトゥマル大会」が11月12日(火)から17日(日)、メキシコ・チェトゥマルで開催された。日本から男子3チーム、女子5チームが出場し本戦から出場した石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(オーイング)組が今シーズン最高位となる4-star大会ベスト8入りを果たした。

石井/村上組はプール戦で2勝し1位で通過した。決勝トーナメント2回戦へ進出しスペインに勝利、準々決勝となる3回戦へ進出した。

相手はアジア最大のライバル・中国。第1セットを21-19と先に先取した石井/村上組だったが、第2セットは19-21と奪われ、最終セットへ。最後はデュースにもつれこむ戦いとなり、14-16と惜敗。石井/村上組は今シーズン初の一桁順位を獲得し、5位タイで終了。480ポイントを獲得した。

■選手コメント
石井美樹
「今大会はいろいろな想いを込めて臨んだ大会でした。チームの目標にしていた一桁に入ることができたのは素直にうれしいです。この結果はいいも悪いもあり、チームにとってとてもよい経験になりました。2020年シーズンに向けてまた新しい1年をスタートするためにチーム一丸となり目標をみんなで共有し、今よりも強いチームを目指していきたいと思います。たくさんのご声援、ありがとうございました」

村上めぐみ
「メキシコ大会に入る前にロサンゼルスで1週間の合宿を行い、最終日に『1440』の大会に出場しました。この経験が、今回のメキシコ大会の結果につながっていると思います。練習も試合もいろんなことが起きる中で、私にとって必要なことはチームで勝っていくための思考を持って居続けられるかが重要なことだと思っています。チェトゥマル大会は、過去を振り返って取り戻したこと、勝ちに向かって挑戦したできたのでとてもよい大会となりました」

オリンピック予選レースを兼ねる「FIVBワールドツアー」はこのチェトゥマルを持って全日程が終了。新シーズンは、2020年1月7日からイランで開催されるゲシュム島大会から幕を開ける。

写真/FIVB