上場/石島組、石井/村上組が出場。男女そろって12年ぶりに世界選手権へ。

上場/石島組、石井/村上組が出場。
男女そろって12年ぶりに世界選手権へ。

日本バレーボール協会は、2019年6月下旬にドイツ・ハンブルグで開催される「FIVB世界選手権」に派遣する男女チームを発表した。

女子は、2018年9月のアジア選手権で3位、2019年4月のアジアツアーサミラ大会で2位、カントー大会で金メダルを獲得した石井美樹(湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(オーイング)組が出場する。石井/村上組はアジア総合大陸枠ランキングポイントで860ポイントを獲得し1位だった。

女子の世界選手権の成績は、1999年大会において高橋有紀子/佐伯美香組の5位タイが最高。日本女子チームとしての出場は、2007年の佐伯/楠原千秋組以来となる。


アジア大陸枠ランキングで堂々の1位に輝いた石井/村上組

一方、男子においては、アジア大陸枠を獲得したものの出場チームの決定は検討中だったが、日本バレーボール協会強化委員会の選考により、上場雄也(松戸レガロ)/石島雄介(トヨタ自動車)組が出場することが決まった。

男女ともに世界選手権の出場は、12年ぶり。男女各48チーム(世界ランキング23ヵ国、ワイルドカード3、ホスト国2、大陸枠20)が出場し、優勝チームは2020年東京オリンピックの出場権が与えられる。出場権獲得のプロセスの中でもっともはやくオリンピック出場チームが決まる大会となっている。

なお、石井/村上組が世界ランキング23ヵ国に入った場合は、女子の2枠目は強化委員会による選考、または代表決定戦が行われる予定。