石井/村上組、金メダル獲得。「AVCアジアツアーカントーオープン」

石井/村上組、金メダル獲得。
「AVCアジアツアーカントーオープン」

2019年「AVCアジアツアー」第2戦となる「AVCアジアツアーカントーオープン(女子)」が4月19日(金)から22日(月)、ベトナムのカントーで開催された。日本からは、石井美樹(湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(オーイング)組、西堀健実(トヨタ自動車)/草野歩(パソナ)組の2チームが出場した。

2チームともに全勝でプール戦を突破し、決勝トーナメントに進出。準々決勝では、日本チーム対決となり、石井/村上組が2-1で西堀/草野組を下し、前回のサミラオープンに続いてベスト4入りを決めた。

準決勝ではニュージーランドを2-0、続く決勝戦の相手はタイ。石井/村上組は「大会を通して調子が上がらなかった」(村上)と言うように粘るタイに対し、2(22-20,29-27)0と接戦の末、アジアツアー初優勝に輝いた。

石井は、「今大会の会場の砂はとても固く、相手の攻撃力が高い状況で先に試合の流れを掴まれた。そんな中でも自分たちが我慢してミスをせず、後半追いついて勝ち取れたのは収穫だった」と振り返った。

日本女子のアジアツアーの金メダル獲得は、2015年4月、西堀/溝江明香(トヨタ自動車)組が「ナコーンシーオープン」で獲得して以来、4年ぶり。

望月剛コーチは、「前回と似た感じでコンディションが上がってない中でも、結果を出せたのはチームスタッフが増えたことによる効果があったと感じた。優勝できたことは素直に嬉しい。次の大会はすぐなので全力で準備します」。

石井/村上組は休む間もなく、4月23日から中国で開催される「FIVBワールドツアー4star厦門大会」に出場する。

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