嶋岡会長、石島、二見両選手が、川崎市の福田市長を表敬訪問。

嶋岡会長、石島、二見両選手が、
川崎市の福田市長を表敬訪問。

2009年から「ビーチバレー川崎市長杯」を開催し、2018年から競技別のナショナルトレーニングセンターとして指定された川崎マリエンを利用するトップ選手たちと日本バレーボール協会の嶋岡健治会長らが3月14日(木)、川崎市役所へ向かい福田紀彦市長を表敬訪問した。

嶋岡会長は「東京オリンピックまで500日を切った大事な時期であるが、すでにオリンピックを目指している日本のトッププレーヤーたちの練習拠点として川崎マリエンさんのご協力を得ることができて、非常に心強い」と感謝の意を述べた。

福田市長に健闘を誓ったのは、日本代表メンバーでもある石島雄介(トヨタ自動車)と二見梓(東レエンジニアリング)。
石島は「通常の海にある常設コートは確保するのが大変だったが、川崎マリエンに拠点を移してからコートの予約などシステムがしっかりしていて練習に集中できるようになった」と語り、自身も昨年から腰を据えるため、川崎に住居を移したという。


福田市長の前で意気込みを語る石島

同じ神奈川県生まれで現在は川崎に住んでいるという二見も、「同じ施設内に練習コートとトレーニングジムがある場所はなかなかない。さらにジムもビーチバレーボール選手専用にリニューアルしていただき、落ち着いた環境でトレーニングに打ち込める。川崎からオリンピックに出るという強い想いでがんばっていきたい」と福田市長に胸の内を語った。

ビーチバレーボール日本代表のサイン入りを両選手から贈られた福田市長は、「川崎市は東京オリンピックの競技会場ではないが、いかに隣町として市民の皆さんとともに盛り上がっていけるかが重要。ビーチバレーボールの日本代表の活動や施設面を支えてお手伝いすることで、市民の皆さんとのかかわりを広めていきたい」と今後の展望を述べた。


市役所を訪れたJVA関係者と福田市長

川崎市は、川崎フロンターレ(Jリーグ)、川崎ブレイブサンダーズ(Bリーグ)のホームタウン。またバレーボールでは、NECレッドロケッツ(Vリーグ)がとどろきアリーナをホームとし、福田市長はVリーグの観戦にも訪れたという。

川崎市と深いつながりを築き上げてきたビーチバレーボールは、「スポーツのまち・かわさき」でさらなる地域への浸透、枝葉を広げていくこを目指す。