神奈川東部ヤクルトと提携。「ビーチバレーボールNTC感染症対策」を実施。

神奈川東部ヤクルトと提携。
「ビーチバレーボールNTC感染症対策」を実施。

ビーチバレーボールの競技別ナショナルトレーニングセンター(以下・NTC)では地域提携プロジェクトの一環として2018年12月から2019年3月、神奈川東部ヤクルト販売株式会社と提携し「ビーチバレーボールNTC感染症対策」の取り組みを行うことを発表した。

このプロジェクトは、川崎市や地域の民間企業のサポートを得て提携することで、強化拠点として競技力アップや地域へのビーチバレーボールの普及や貢献活動の広げていくことが目的。神奈川東部ヤクルト販売株式会社から提供されるヤクルト製品を飲用することで、NTCの感染症への対策を行っていく。


男女15名の選手が出席した講習会

日本バレーボール協会は12月5日(水)、NTCを利用する選手たちを対象に「ビーチバレーボールNTC感染症対策講習会」を川崎マリエンにて開催。冒頭の挨拶では、男女15名の選手の前で、神奈川東部ヤクルト販売株式会社の前田典人代表取締役は「かつてはヤクルトにもバレーボール部がありました。選手の皆さんの活躍を我々からも発信して、一生懸命サポートしていきたい」と力強く語った。

出席した選手たちもそれぞれ挨拶を行い、子どもの頃からヤクルトが身近にあったことや、日頃から乳酸菌飲料を意識して飲用していることなど述べた。また、海外でも飲用していると明かした選手もいた。


地域で活躍するヤクルトレディの皆さんと交流

質疑応答の時間では、飲用のタイミングや量、出先での保管方法について、質問が投げかけられた。また、地元のヤクルトレディも出席し講習会後は、選手たちと栄養管理についての情報交換する場面も見られた。

4ヵ月間に渡って提供されるのは「ヤクルト400LT」。NTCの専用トレーニング室にショーケースを設置し、施設を利用するビーチバレーボール選手(ランキング30位内)やチームスタッフが対象となる。

NTCマネジメントスタッフの高橋波奈子氏は「地域に根差しているヤクルトさんのお力を借りて、川崎の市民の皆さんにビーチバレーボールの存在を身近に感じてもらうことが目標です。地域との交流の大きな第1歩となるように活動していきます」と抱負を語った。