次世代の代表を目指す若手が集結 ビーチバレーボールNEXT2021 第3回全日本ビーチバレーボールU-23男女選抜優勝大会

次世代の代表を目指す若手が集結 ビーチバレーボールNEXT2021 第3回全日本ビーチバレーボールU-23男女選抜優勝大会

大学生と高校生がカテゴリーの垣根を越えて戦う、「NEXT2021 第3回全日本ビーチバレーボールU-23男女選抜優勝大会」が、ジャパン・カレッジに引き続き、7月17日(土)~18日(日)に兵庫県明石市・大蔵海岸公園海水浴場で好天に恵まれた2日間のなか開催された。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったこの大会なだけに、今年度は感染症対策を徹底しながら行った。
 

 
男子は慶應義塾大学(安達/島田組)、女子は産業能率大学(伊藤/野口組)が優勝を飾った。
 

 
決勝まで駒を進めたのは慶應義塾大学(安達/島田組)と日本大学(水島/川崎組)。強い風が吹くなか始まった試合は両チーム攻めのサーブから互いに譲らず9-9までサイドアウトの取り合いという展開となった。
均衡を破ったのは慶應義塾大学。安達の高さを活かしたブロックで相手にプレッシャーをかけて点数を引き離しにかかる。その後日本大学がすぐに追いつくも、再び安達の強烈なサーブでブレイクする。
日本大学も技術やコンビ力を駆使して食らいつくが、そのまま慶應義塾大学が21-16で第1セットをものにする。第2セットは日本大学・水島のスパイクから試合がスタートするも、圧倒的な高さを誇る慶應義塾大学が7-2と点差を広げた。日本大学の速さを活かしたプレーも見られるが、慶應義塾大学がそのまま逃げ切り、王者の座をつかみ取った。
 

 
女子決勝はジャパン・カレッジと同じく産業能率大学(伊藤/野口組)と神戸学院大学(山本/金元組)のカードとなった。
カレッジ準優勝の山本/金元組とカレッジ3位だった伊藤/野口組はお互いの雪辱を胸に序盤からどちらも強烈なスパイクで点を取り合う、両者一歩も譲らぬ試合展開となった。激しい打ち合いが続くなか抜け出したのは産業能率大学。
神戸学院大学もなんとか追いすがるもののリードを守った産業能率大学が第1セットを先取した。
第2セット、逆転を狙う神戸学院大学が3点ブレイクと好スタートを見せるが産業能率大学もすぐに点差を詰め、再び両チームの粘り強い攻防が続く。
産業能率大学は伊藤の鋭い読みからのレシーブや相手の隙を狙ったスパイクが光り、対する神戸学院大学は金元のスパイクやショットの使い分けが光る。神戸学院大学がサーブを起点に逆転し産業能率大学を追い詰めるも、再度、点差を巻き返した産業能率大学がそのまま逃げ切り、ジャパン・カレッジに続き本大会を制した。
 
 

<男子>
優勝  慶應義塾大学(安達/島田組)
準優勝 日本大学(水島/川崎組)
第3位 岡山県立玉野光南高等学校(松本/春名組)
第4位 日本体育大学(小田/福嶋組)
 
<女子>
優勝  産業能率大学(伊藤/野口組)
準優勝 神戸学院大学(山本/金元組)
第3位 産業能率大学(山田/オト組)
第4位 松山東雲女子大学(篠藤/江原組)