マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2020が10月31日に開幕

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2020が10月31日に開幕

新型コロナウイルスの影響で開催が延期になっていた「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2020」(以下マイナビジャパンツアー2020)がついに開幕する。

戦いの舞台となるのは、昨年に続いて2回目の開催となるTACHIHI BEACH(タチヒビーチ/東京都立川市)。日本最大のビーチバーベキュー場として知られており、南国気分を味わえる。今年は全試合、無料ライブ配信を行う

・YouTube「Channel JVA」 両日9:25配信スタート

・Twitter「JVAビーチバレーボール」アカウント 両日9:25配信スタート

また、Instagram「JVAビーチバレーボール」アカウントでもライブ配信を実施。カメラを片手に颯爽と動き回る「スポーツライバー」として配信を担当する浅尾美和さんと狩野舞子さんの2人が、大会の舞台裏を独自の視点で伝える予定だ(11月1日のみ)。

競技形式は、男女各8チームのシングルエリミネーション方式。一度負けたら敗退の一発勝負である。女子は、31日(土)初日1回戦で第1シードの石井美樹(荒井商事株式会社/湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(株式会社オーイング)組と、昨年のファイナル大会で優勝した今大会第8シードの坂口佳穗(株式会社マイナビ/KBSC)/村上礼華(株式会社ダイキアクシス)組がいきなり激突する。坂口(佳)は、「ランキングトップのチームに勝たなければ来年はない。石井/村上組はサーブが強いので、練習でも強いサーブに対応できるように意識してきた。今から、戦うのが楽しみ」と意気込みを語った。

一方の男子は、昨年ツアー6戦中5勝した石島雄介(トヨタ自動車ビーチバレーボール部)/白鳥勝浩(トヨタ自動車ビーチバレーボール部)組の仕上がりが気になるところだ。9月中旬に開催された「JBVシリーズ・ビーチバレー千葉市長杯2020」決勝では、今大会第3シードの庄司憲右(愛媛県競技力向上対策本部/湘南ベルマーレ)/倉坂正人(三菱オートリース株式会社)組にフルセットの末敗れた。

石島は「相手は昨年の反省を踏まえてアグレッシブに攻めてきた。それに対して受け身になってしまった。立川立飛大会では練習してきたオーバーハンドセットの成果を発揮できるように臨みたい」とリベンジを誓う。

それに対し、王者に今季初勝利をあげた庄司は「石島/白鳥組は分析力が高いチーム。次に対戦するときは簡単にはいかない。自分たちも彼らのプレーに対応できるよう追求していきたい」と気を引き締める。火花を散らす各チームの駆け引きも、マイナビジャパンツアーの大きな見どころと言えるだろう。

マイナビジャパンツアー2020は今シーズン、この立川立飛大会のみの開催となる。ベテランの白鳥は、出場選手たちの声を代表するように、「この1大会の意味をしっかり考えながらプレーしたい」と言葉に力を込める。それぞれの思いが詰まった立川立飛大会は10月31日、朝9時30分に幕を開ける。