U23チャンピオンは村上礼華と平良伸晃。「大海酒造シリーズJBVサテライト2018 U-23チャンピオンシップ平塚大会」。

U23チャンピオンは村上礼華と平良伸晃。
「大海酒造シリーズJBVサテライト2018 U-23チャンピオンシップ平塚大会」。

2018年全国各地で年間10タイトル、開催されてきた「U23トーナメント」の最終戦となる「大海酒造シリーズJBVサテライト2018 U-23チャンピオンシップ平塚大会」が12月15日(土)、16日(日)、神奈川県平塚市湘南ベルマーレひらつかビーチパークで行われた。

この大会は、年間のU-23トーナメントのポイントランキング上位16位の男女各16人が出場(上位の選手のエントリーがない場合は繰り上がり)。毎試合ペアを組み替えて個人の勝敗を決める個人戦方式で2018年のU23のカテゴリーのチャンピオンを決める。

第1日目に1stステージ、2ndステージが行われ、その勝敗により2日目のファイナルステージを1-4位決定リーグ、5-8位決定リーグ、9-12位決定リーグ、13-16位決定リーグと分けて行った。


昨年は3位だった平良

2日目の1-4位決定リーグに進出した男子は、平良伸晃(D-Forum)、黒川寛輝ディラン(国士舘大)、中山辰彦(SBC)、伊藤遼河(KLB/SVC)。女子は村上礼華(松山東雲女子大)、山田紗也香(産業能率大)、坪内紫苑(松山東雲女子大)、奥野由(産業能率大)の4人。

優勝したのは、ともにファイナルステージで3戦全勝をあげた平良と村上だった。平良は2年ぶり2回目、村上は初のチャンピオンの称号を手にした。


ファイナルステージで全勝を収めた村上(右)。最終試合のパートナー山田とハイタッチ

2018年は本格的にワールドツアーを転戦し、国内ツアーでも頭角を現した村上は、この大会でも他選手とは一味違う動きを見せて圧倒した。
村上は「なかなか同世代と試合する機会がなかったが、今まで組んだことのない選手と試合に出ることで、改めて自分の足りないところが明確になりました。引っ張っていけるかどうか、すごく意識しました。来シーズンに活かしていきたいです」と課題を述べた。


入賞チームがそろった閉会式

一方、日本代表組に金星をあげるなど飛躍の年となり、シーズン最後の大会を優勝で締めくくった平良は、「自分は今シーズンの実績に加えてファイナル大会で必ず優勝すれば、スポンサー活動していくうえでいいアピール材料になると思っていました。だから優勝できてメチャクチャうれしいです。この結果を活かしていきたいと思います」と意気込みを語った。

結果詳細